写真について考える
「趣味」としての写真の話しです。
「言わずもがな」ではありますが、写真やカメラの世界はやたら奥が深いです。
どう深いと感じているかと言うと、関わり方だと思っています。
もちろんカメラやレンズの進化、それを扱う人の技術的な深さも当然あるんですが、そこは私、素人過ぎて論じられません笑。すみません。
重ねて書きますが、「趣味」としての範疇のお話です。はい。
何気ない風景に味わいや趣きにひらめき、それを四角な世界に素晴らしく切り取り、その作品に化粧を施すかのようにレタッチするプロレベルまで昇華された方。または鋭い選択眼でジャンク品を手に入れ、それを「プロレベル」の修理技術でカバーし、もちろん愛情を注いで使われている方々。
私もいわゆる「準備」の世界を行ったり来たりではありますが、我ながら長く続いている趣味の一つでございます。
高性能な高嶺の花はようやく諦め、激安なモノをオークションで得、さっそく届いたレンズの曇り・カビの具合に一喜一憂する小市民ではあります。
これは良い写真だ!と自画自賛した写真が、他人(まぁ身内です笑)から見て「ふう〜ん…」だったり「大して良くもない」ところが良いなと思うのです。
他人(身内です笑)から見て「これいい」とか「こりゃ全然ダメ」という烙印を押されない→評価基準が専門的で難解、つまり底辺の我は「自己満足の湯船」に長く浸れるのです。毎度、何言いたのかわからなくてすみません笑。
いや、ちゃんと見る人に見てもらったら0点なんでしょうが、審査されに行かない我らはセーフ笑。
前にもちょろりと書きましたが「トイカメラ」、「トイ」なのでまさに子供向けおもちゃカメラなのですが、これで撮った写真を愛する方もいらっしゃいます。トイカメラはHOLGAなど少々お値段の張るものもありますが、大抵は数千円で程度の良いものが手に入ります。
トイカメラの写真は、その機種独特の性格があるのか不思議に面白いです。自分が持っている機種(下の写真)などは、ネットオークションで3千円もしなかったものです。
この「デジカメZ」調べたら、進研ゼミ小学講座のポイントを貯めるともらえるデジカメのようで、それを出品されれていたようです。
それで撮った写真がコレ。
色味がビビットに表現されて、実物よりもかなり大袈裟に色付けされた印象です。
それを踏まえて、下の写真はもうちょっと良いカメラで撮ったものです。
同じ時間に撮った写真ですが、どうでしょうか?どちらも撮って出しです。
SIGMAで撮ったものは目に入った色や形が忠実に再現されていてますが、私はデジカメZで撮った写真も味があって好きです。
青はより青く、赤はさらに赤く。暗いものは殊更に暗く笑。ざらついた描写も悪くありません。活躍できる場面は狭いトイカメラですがアリです。
まぁ(本人が良いって思えば)どんなカメラでも良いってことですね。
写真は(絵と違って笑)メーカー様の努力でそれなりのモノが撮れてますから、くしゃくしゃ(*・_・)ノ⌒*ポイッ しなくても大丈夫。あとは写真に気の利いた副題名を付ければいいだけです。ま、付けなくてもいいんだけど笑
「趣味の」写真は自分がエモいって思えればいいんだよね。
と、ここまで書いておいてなんですが。
カメラは使いようだと思うんだけど、逆を言うとですね。風景を「切り取る技術」と「感性」はどんなカメラであろうともカバー出来ないんですね笑笑。
ここは我が「技術」「感性」を見直し、カメラが持つ性能をとことん引き出す荊道に進むべきかは、明日の写真の心だ〜♪
ではまた👋