進む針路に異常なし

替えの効く歯車としての役割を終え、心許ない笹舟に乗り航海に出てみました。舵を切ったこの針路に未だ異常なし

キャンプとブッシュクラフトを考える

こんにちは、こんばんは。

自身、キャンプ🏕が好きで年間10回ぐらいは出掛けます。年間で10回じゃ少なくね?と思われるかもですが1シーズン(春〜晩秋)天候の良い連日をチョイスするので10回は割と行ってる方かと思います。ちなみに冬キャンはもうしません。辛かった笑。

寒いのなんのって、修行なの?てな。

キャンプ始めたのは、20歳ぐらいにやってたバイクツーリングからなので、自分の趣味の中でもかなり息の長い部類に入ります。

当時はキャンプ用品なんて登山専門店にしか置いてなかった。今はブームで誰しも登山に親しみあるけどね。昔は登山専門店って超〜入りにくかった。当時は登山そのものが市民権得られてなく(私の個人的見解ですww)、登山家=思想家=元々は学生運動家って匂いがあった(当時の超個人的見解ですww)。登山専門店なんて善良な小市民としては、怪しい秘密結社の本拠地に潜入するぐらいの勇気が必要でした(大袈裟ww)。入店するとカラン♪コラン♪とドアに熊よけの鈴が仕込んであって、要はトラップで敵の侵入を感知!中では常連と髭の店主が密談(談笑です)中、闖入者は一斉に視線を向けられ、ビビりながらもやっと欲しいものが決まり、勇気を持って「これください」と差し出すも「こりゃちょっと君には難しくないか?」と。こっちはバイクのことはやや詳しいけど「登山」の知識は無し。何なら「登山しない」派の党員で、バレないうちにとっとと買って帰りたいハム太郎。ごまかし煙に巻いてやっと売って頂いて電車に飛び乗り「ホッ」と息をついた記憶があります。実は使い方まで指導してくれる優しい店主&常連だったけど。

ほんで超難関突破して手に入れた、昭和の武骨バーナーや質実剛健コッフェル、荒くれテントなどを使って嬉しがってた嗚呼青春時代。

今は「キャンプグッズ💛」と、呼び名も軽やかな「これすごいっ」て思うような便利アイテム🌟など、近代アウトドアショップでは「きらきらグッズ🤩」が所狭しと並んでいて、見ているだけでもワクワクです。はい。

当時自分が使ってたPhoebusの超武骨バーナー、もしや希少品でさぞかし高値になっちゃってるかも〜ってヤフオク見たら、そんなんでも無かった笑。一切飾り気の無いオーストリア軍用品の重くて轟音けたたましく、猛火か鎮火の2選択。しかしどんな過酷な状況下でも「必ず点火する」という信頼はあった。いやこんな温暖な日本では超オーバースペックなんだけどね。そもそも過酷な状況無いし笑。

で、今はこういうグッズ先行型のウキウキキャンプ事情ですが、こうなると必ず逆を行く流れが現れます。

それは、ブッシュクラフト・スタイルです。

※ブッシュクラフトとは、森林等の自然環境の中における『生活の知恵』の総称とされており、その行為や技術をそう呼ぶ。サバイバルと行為が似ているが、サバイバルは『状態』、ブッシュクラフトは『手段』と区別することができる(出典ウィキペディア )。なんのこっちゃ笑、まぁ最低限の装備で山に入り、自然の木や枝等も使いながら楽しむのがブッシュクラフトなのかな。海外だと小屋建てて生活してるっぽい動画もあるよね。

ブッシュクラフトは何となくこんな感じかな(出典BE-PAL)演出が素晴らしい!

上の写真の場合はノリがあって楽しんでる感あるよね。いいです!

 

でも、こりゃ一体どうなってるん?ってスタイルの猛者を見ちゃった。

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上はちょっと盛っちゃってるけど、仮にこんな↑の隣に来たらどうなの?って話。

ブルーシート&タープ無しで地べた座り。前を通るとギロリ無精髭。←関係ないけど笑

もしかしたら、ブッシュクラフトじゃ無いのかもね、あのスタイル。中は段ボール?って想像しちゃうもん。

最低限の装備で挑むブッシュクラフトは孤高でかっこいいし自分も憧れる。でも区画されたキャンプ場であのスタイルはちょい目立つんだよね。でも山奥行っちゃうと熊が危ないし、法的にも管理地や誰かの所有地だったりするから結局キャンプ場しかないのか。

ま簡単な話、ブルーシートはちょっとなって話し。

だってさ、河原に点在するあのスタイルと酷似しちゃってるんだよね...。

いや、それが好きなら良いんだけど...。

 

ま、いいか。