進む針路に異常なし

替えの効く歯車としての役割を終え、心許ない笹舟に乗り航海に出てみました。舵を切ったこの針路に未だ異常なし

確定拠出年金(DC:Defined Contribution Plan)で思ったこと

こんにちは、こんばんは。

先日、DC確定拠出年金の一時金受給としての申請を済ませ、入金を待っておりますが、いや少ない笑、全然足りない笑。そりゃそうだ、全く運用してなかったからね。

 

30代前半頃に、会社が今までの退職金制度を「政府推奨の確定拠出年金制度へ移行する」と突然宣言し、各拠点で説明会などを始めた。

これまで運用していた退職金(現時点での運用残額)を

 A:一時金として受け取り、かつ今後月々の掛け金は給与に含める

 B:確定拠出年金制度(DC)へ移行

のどちらかを選択するように要求された。

当時は、どこの会社も退職金の運用に悩まされていて、うちの会社もご多分に漏れず、運用損が拡大していた。その運用損たるや激しく、ひぇ〜と愕然とした事だけは覚えている。

当時は仕事に追いまくられ、また徹夜作業なども多く、「退職金」というまだ遠い先の言葉にキチンと向き合う余裕などありませんでした。当時はまだ年功序列の匂いも微かに残っていて、転職も今ほど普通ではなかった。つまり、何もなければいつかはここで定年退職するんだろうな と薄ぼんやりと後回しにした訳だ。

で、結局は確定拠出年金制度へ移行することにしたが、資産を運用する事には抵抗があって、全てを元本保証の定期保険的なものにしてしまいました。要はめんどくさかったという事です。

最近はNISAなど、資産運用が一般的で個人で運用するのが当たり前になっていますよね。うちの息子もつみたてNISAを天引きでやっているようで、昔みんながやってた財形貯蓄的な感覚なのかなぁ。

思うのは、もっと若い時に資産運用についてのメリットなりデメリットなりの正論的なところを教えて欲しかった!我々の世代って「万一に備えて貯金をしておくべき」と、運用するに対して消極的だった気がします。だけど低金利が続く昨今、大半をタンス貯蓄、もしくは銀行預金で持つというのはどうなんでしょ。欧米では若い頃から、資産運用を知識として教えられ、もっと身近な普通のものとなっていると聞きます。日本では「損する可能性がある」「金融や投資に関する知識が無い」「価格の変動に神経を使うのが嫌」「ギャンブルのようなもの」などの理由で、資産運用が消極的になっているようです。

う〜ん、正にそうだよなぁ、賭け事のイメージあるもん。全部失うとか怖いもんね。でも正しい知識を持って、「必ず訪れる老後」のための資産を増やすべく運用する事って大事だと思うし、当然やらなければならないと思います。日本の学校教育に財テク、資産運用の教科を組み入れるべきだと思いますね。(もう既にあるのかも知れなけど)

って事で今更ながら資産運用をすべく勉強中のまるまるです。

ではまた。

追記>失業給付を受けるべく、初めてハロワに行き始めました。ここでも初めて知ったことがあり(ただ単に、自分が「超おとぼけ」だったという事なんだけど...でも自分としては驚愕だった。聞いてた話と違うみたいな笑笑)、ちょっとだけお伝えしたいです。そのお話は気が向いたときに。

初夏の十和田湖